小説 火喰鳥 羽州ぼろ鳶組
出典:https://www.amazon.co.jp江戸の火消しを主人公とした物語です。
時代小説としては、珍しい設定と思いませんか?
現代に置き換えたら、町火消しが消防団で、武家火消しは消防士? 公務員?
てな感じでしょうか(読む前の僕の考え)
時代小説が大好きな僕ですが、楽しく読みながら、江戸の文化や火消組織について色々と勉強になりました。
断っておきますが、江戸の暮らしを紹介する本ではありません。誤解がないように。
物語は、江戸随一として知られた主人公の松永源吾が、小さな藩に士官するところから展開してゆきます。
訳あって落ちぶれた男(主人公)が、壊滅状態にあった藩の火消組織を再建できるのか、その過程で登場する曲者の仲間達。
聞いたことのある、それぞれが主人公級の人物達も登場しますよ。
武士としての立場と、火消の矜持の間で、松永源吾は再び蘇ることができるのだろうか、という感じですかね。毎度雑多な感じですみません💦
つまり、書きたいことは、面白い、ということなんですよね。
次巻までの間隔が短く、僕は7巻の狐花火まで読んでこの記事を書いています。
読んでいて、毎回思うことがあります。
それは、アニメ化。そうアニメ化です。
江戸の町をのみ込む紅蓮の炎。
緊迫した火事現場での必死の攻防。
なんと映像化に適した作品でしょうか。
いつか、この小説が映像化されたものを見てみたいと思いました。
次に何を読もうかと迷っている子羊たちよ。
さあ、読みなさい・・・・・・
読んだ後は、清々しい気持ちで一杯になりますから。
へるめーす君check!
※強い武士の主人公に飽きた人へ:★★★★☆
※火事だけ?いやいや色恋沙汰も:★★★☆☆
※来るか、映像化!? :★☆☆☆☆
※話は続いています。一巻からね:★★★★★